時をかけるゆとり』『風と共にゆとりぬ』に続く第三弾にして完結編。 怒涛の500枚書き下ろし! 頭空っぽで楽しめる本の決定版!
確かに「ゆとり世代です」っていう人最近いないですよね。 朝井リョウさんと言えば、ゆとり世代代表の作家さんというイメージなのは、この三部作を書いていらっしゃるからでしょうか。
今回は三部作の最終作を読みました。 とにかく笑えます。 本人は真剣にやっていることなのだろうけれど、なぜか事件が起こりはちゃめちゃな展開になってしまうという。
エッセイの最初からいきなり漏らした話です笑 結婚式の余興の話が2つくらい入っている。 とにかくお腹が弱くて余興好きな人という印象です。
私が一番好きなお話は、ファンからお手紙をもらうけどサイン会の時に初めましてなのか手紙をもらっている人なのかを認識するために、手紙をデータベース化し、検索係を隣に座らせる話です。
「なんでそれをしようと思った?」という話がとても多く、笑わずにはいられないです。 催眠術をかけられたいからセミナーに参加してみたり、アイドルオーディションが好きで自らレッスンを受けに行ってみたり。 普通に生きているだけと思っているのは本人だけで、むしろ巻き込まれに行っているような笑
嫌なことがあったり暗い気持ちになった時には是非読んでみてほしいです。 きっと笑顔になること間違いなし!