元図書館司書主婦の読書日記

趣味の読書のブログです。

もう明日が待っている〜国民的人気アイドルのリアリティ〜

 

 

国民的人気アイドルといえば、誰を思い浮かべますか?
私は永遠にSMAPです。
日本でSMAPを知らない人はいないのではと思います。
 
本書は放送作家鈴木おさむさんがSMAPと共に歩んだ日々を綴っています。
一言も”SMAP"と言う単語は出てきませんが、誰が読んでもわかる。
だって国民的人気アイドルだから。
 
私も小学生の頃大ファンでした。
当時はCDデビューもしていなく、光GENJIの弟分としてテレビに出ていました。
この頃は”アイドル冬の時代”で、テレビにアイドル枠の需要がなくなっていたそうです。
その頃に”タクヤ”と出会ったおさむさんは、やがてスマスマを作るスタッフの一人となります。
 
SMAPに興味のない人は読まないかもしれません。
けれど読んでみるとあの頃自分はどうしていたかというのが思い出されます。
結婚したニュースはあそこで聞いたな。
震災の時は一人で心細かったな。
SMAPの歴史と共に、自らの色々な思い出が蘇りました。
 
そしてSMAPのニュースを全く知らないと言う人はおそらくいないのではないでしょうか。
大人になってからはそこまでファンではなかった私ですが、これを読んで泣きました。
メンバー脱退の時や、ピンチの時のみんなの友情に涙なしでは読めません。
 
嘘だと思った方は是非読んでみてほしいです。
きっとエモさに号泣ですよ。